看護師が日勤のみで働くメリットとしては、生活リズムの安定や体力的な負担軽減などがあります。
不規則な生活になりやすいシフト制勤務とは異なり、日勤のみなら毎日同じ時間に起床し、同じ時間に帰宅することが可能です。規則正しい生活リズムは、心身の健康維持に寄与するでしょう。十分な睡眠時間を確保しやすく疲労が蓄積しにくいため、心身ともに健康な状態で仕事に取り組めます。
また、夜勤に比べて体力的な負担が少ないことから、体力的にも精神的にも余裕を持って働けるでしょう。
プライベートの時間を確保しやすいのも、日勤のみで働くメリットです。
子育てや介護、趣味など仕事以外の時間を大切にしたい場合は、日勤のみの勤務は理想的でしょう。平日の夕方以降や週末は自由に使えるため、家族との時間や自分の時間を十分に確保できます。仕事とプライベートのバランスを重視したい看護師にもおすすめの勤務体制です。
日勤のみなら、副業とも両立しやすくなります。収入を増やしたい、スキルアップを目指したいなら日勤のみで働くのも選択肢の一つです。
一方、日勤のみで働くデメリットとしては、キャリアアップの機会が制限される可能性や、収入が夜勤を含む勤務体制に比べて低くなる可能性が挙げられます。
病院によっては、管理職への昇進には夜勤を含む様々な経験が必要とされる場合もあるのです。日勤のみで働くと経験を積む機会が少なくなり、このようにキャリアアップの道が狭まる可能性が出てきます。昇進を目指すなら、日勤だけでなく夜勤の経験も欠かせません。
さらに、夜勤手当がない分、夜勤を含む勤務体制に比べて収入が低くなります。